幼児の打ち身と腫れたときの対処法
幼児は元気いっぱいに走り回ることが多いため、外に連れ出したときは保護者の注意が必要になります。
これはどこの国、いつの時代にも共通している事柄です。
しかし、保護者が注意していても子供はケガをする時があります。
それが打ち身である場合はどうすればよいのかと言いますと、まずは冷やすようにしましょう。
これは冷やすことにより腫れや皮下出血を抑えるためです。
保護者がパニックになると、幼児の方も不安を感じるため、決して慌てないことが肝要となります。
打ち身を起こしたのが自宅の近くであれば、家に連れ帰って氷などで患部を冷やすようにしましょう。
何か起きたときのために、冷凍庫の中に氷を常備しておくと便利です。
なければ買ってきましょう。
自宅から離れたところで問題が起きたという場合は、水で冷たくしたハンカチなどを使うようにしましょう。
場合によれば救急車を呼んでください。
数日経てば腫れは基本的に引きます。
それからは冷やすのではなく温めるようにしましょう。
幼児の打ち身は大人とは違い、体格差もあるため、意外に重いケガになっていることもあります。
それを計るための目安は、痛みがと腫れが数日以上続いていることとなります。
これは骨折している可能性があるためです。
骨折と言えば手足が折れ曲がっている様を想像する人が多いのですが、骨に亀裂が入っただけのものでもそれに含まれます。
完全に折れている場合は、動かすと激しい痛みがあり、発熱もあるためにすぐ気付くのですが、亀裂骨折だと打ち身と紛らわしい症状が出るため、その発覚は遅れ気味となります。
なお、骨折の場合の対処法は、専門医の診察を受けた後に、問題箇所を副え木を当てて固定することとなります。
これは骨折したときの一般的な対処法と合致していますが、子供は目を離すと動こうとするので、完治するまで保護者がきちんと見張ることが大切となります。
幼児のケガは思ったよりもひどい場合が多いので、腫れや痛みが治らない場合は、素人判断で済ませないようにしましょう。