打ち身による腫れや転倒などの処置や治療について
皆さんは打ち身というものをご存じでしょうか？
地域や年代によってはあまりなじみのない名称という方も案外いらっしゃるかもしれませんが、この打ち身というものは、通称「打撲」とも言います。
この名称であれば、日本国内であれば、ほとんどの方が理解を示していただけるかと思います。
さて、この「打ち身」ですが、転倒した際や何かに衝突、ぶつかった際に体の外から強い力、衝撃を受けることで起こるものです。
基本的には、傷口がないものであり、皮膚の内部や筋肉などに損傷がおこるものとなります。
主に、「皮下出血・腫れ・痛みなど」の症状がおこりますが、たいていが特別な治療を受けなる必要がなく一週間ほどで完治することが多いです、。
打ち身の症状としては、外部からの強い衝撃が加わり起こります。
打撲による損傷部位というのは、血液によって運ばれてきた酸素等によって修復されるのですが、その過程で血流量の増加により損傷部の「腫れ」や「赤み」「発熱」という炎症が起こることがあります。
打ち身で血管、神経が損傷した場合には皮下組織に「血腫」が形成されます。
見た目にもわかるように色が変わり、「赤、青紫、茶色、黄色、緑色」といった外見の変化が起こります。
また腫れが血管や神経を圧迫することで痛みや痺れの症状がみられます。
処置が悪いことで組織内圧が上昇します。
これによって血行障害で筋腱や神経が壊死する「コンパートメント症候群」というものになることがあります。
手足の場合には、関節が曲がらない、筋肉が突っ張るといった障害を起こし、外傷性骨化性筋炎という炎症を発症することがあります。
故などで起こります。
打ち身というのものは、日常生活から学生から社会人まで多くの方の生活に密接になっているものです。
そのため、身近な症状といえるかと思います。
しかし、身近でなおかつ治療もあまり時間がかからないからとあまり危機感を持たない方が多いということがあります。
打ち身の症状、対処について知識を知ることで、外出先やお子様などの治療に尽くすことができるかと思います。
ぜひ、この機会に、打ち身・打撲についての知識を学んでみてはいかがでしょうか？
また打撲というものは決して手足だけに起こるものではありません。
スポーツなどに多くみられることもあり、手足に多く症状が起こるという印象が強いかもしれませんが、頭部や胸部、脇腹などにも同じように打ち身の症状が起こることがあります。
特に頭部の場合には危険か可能性もありますで、ぜひ正しい知識を身に着けてください。
